光龍益(大阪・桜ノ宮) – “おもてなし”の心が伝わる濃厚&クリーミー鶏白湯ラーメン


JR大阪環状線の桜ノ宮駅から東へ歩いて2分。光龍益は、豚皮(とんぴ)を使ったコラーゲンたっぷりの白濁スープが特長のラーメン店だ。


光龍益は、大阪のラーメン好きなら誰もが知る有名店だ。店主は25年間テレビカメラマンの仕事をした後、独学でオリジナルのラーメンを研究し、2006年にこの店をオープンさせたという。そんな一風変わった経歴を持つためか、光龍益は他のラーメン店とは違った雰囲気が感じられる。

店主は一見寡黙そうだけど、優しい笑顔で客と気さくにコミュニケーションを取る。カウンターテーブルや柱には美しい白木が使われ、厨房には清潔な調理器具が整然と並ぶ。そして厨房の壁には丁寧に研がれた和包丁が飾られている。それらを目にすれば、食べる前から「これで美味しくないはずがない」と確信できる。

そんな光龍益のラーメンは、豚骨や脂(ラード)を一切使わず、豚皮(とんぴ)と丸鶏を丸一日丁寧に炊いて白濁スープをつくる。そこに創業1795年という老舗「日本丸天醤油」のさしみ用と、世界的醤油メーカーである「キッコーマン」の醤油をブレンドしたという特製の醤油だれを合わせるらしい。こりゃアカン!想像しただけで、よだれが出そう・・・。

メニューは、ラーメン(塩煮豚)と特製ラーメン(三河もち豚本格石窯叉焼)というシンプルな構成。その日は、残念ながら特製ラーメンが売り切れていたため、前者のラーメンを注文した。

楽しみに待っていると、職人のような手さばきで店主が調理を始める。まず僕の目の前に空の丼が置かれ、「おっ!」と思うのもつかの間、熱水が注がれ丼が温められる。そして前述の醤油だれ、白濁スープが順に注がれて合わさり、続いて麺と具材(メンマ、煮豚、ネギ)がパッパッと手際よく盛りつけられていく。それはまるで「料理の鉄人」の鉄人による調理シーンを見ているかのよう。これを目にするだけでも価値がある。

そうして丁寧にサーブされたラーメンがこの写真。何と美しい!

白濁スープは豚皮のコラーゲンがたっぷりでトロっとして粘度が高く、クリーミーという表現がぴったり。しかし口に入れると、濃厚だけども意外にあっさりしている。麺は低加水のストレート中細麺。固めに茹でてあり、スープとの相性は抜群だ。噛むと適度なコシもあり、とても美味しい。具材はシャキシャキの白ネギと極太メンマ、厚切りの塩煮豚。どれもスープに最高に合っている。

無料サービスのおろし生ニンニクをスープに混ぜると、店主曰く「爆発的に美味しくなりますよ」とのこと。後でニンニク臭くなるのを気にしなくても良いのなら、店主の言葉を信じてお願いしてみよう!

光龍益は土日が定休日。だから、平日仕事をしていると、食べに行きたくてもなかなか行けない。でも、あなたが平日に大阪をウロウロできる観光客で、しかも鶏白湯ラーメンがお気に入りなら、光龍益のラーメンを心からオススメする。きっと素晴らしい時間が過ごせる。

ちなみに桜ノ宮は、春になると堤防沿いの道が桜の花見スポットとなる。この季節に大阪を観光するのであれば、ぜひ光龍益のラーメンとセットで足を運んでみてはどうだろう。


Data

  • メニュー
    ラーメン(塩煮豚):¥700
    特製ラーメン(三河もち豚本格石窯叉焼):¥900
    つけ麺(夏季限定):¥800 … その他
  • 住所
    大阪市都島区中野町5-9-5
  • 最寄り駅
    桜ノ宮(JR大阪環状線)
  • 営業時間
    11:30~13:30(月~金)
    18:00~20:00(月~金)
    *土日休み
  • Map
    大阪市都島区中野町5-9-5


Comments

comments

tomo.

tomo.

I live in Kyoto. I hope to let you know about Japanese ramen. So, I intend to introduce the delicious ramen shops to you.

あわせて読みたい