ストライク軒(大阪、天満・天六) – 渾身のストレート、冴え渡るシンカー!本格派ラーメンを堪能せよ。


天満・中崎町エリアは、今や大阪のラーメン最激戦区。この地で醤油と鶏白湯ラーメンの2枚看板で勝負を挑み続けている店が[ストライク軒]だ。

[ストライク軒]は、大阪駅・梅田からほど近い天神橋筋5丁目、いわゆる天五エリアにある。座席は10席ほど。テレビ局やラジオ局が近いためか、店内にはアナウンサーやお笑い芸人、ミュージシャンなどのサインが飾られ、その人気ぶりが伝わってくる。

店には、その店名のごとく野球にちなんだ名前やグッズが点在する。例えばカウンター席は店の奥から順にファースト、セカンド、サード・・・といった具合。ちなみにトイレはブルペンだ。それなら10番目の席はネクストバッターズサークル?ダッグアウト??正解を確認していなかったことが我ながら悔やまれる。

余談はさておいて。メニューは、投手の球種にちなんだストレートとシンカーの2種類。

上の写真のストレートは、昔懐かしいあっさり醤油系の中華そば。“誰もが美味いと思うど真ん中をズバッと狙う”という意味合いからストレートという名前だそうだ。トッピングもチャーシュー、メンマ、ナルト、ほうれん草、白ネギに海苔という、気持ちの良いほどオーソドックスな取り合わせ。

そこに、東京では超お馴染みの製麺所「三河屋製麺」のストレート麺がドスン!と決まって、日本人なら誰もが懐かしさを覚える“東京の下町風なラーメン”に仕上がっている。さしずめ本格派右腕が投じる、148キロのストレートといった感じだ。

そしてシンカー(下の写真)は、“変化球で勝負”ということで、魚介系鶏白湯ラーメン。こちらは中崎町の名店[麸にかけろ]の店主が手がけた一杯。

クリーミーな鶏白湯にハマグリ、ホタテで変化を付けたというその味は、鶏の旨味に貝のダシが効いてとてもまろやか。トッピングの鶏チャーシューは脂身が少なめで、スープともよく馴染んでいる。

その鶏チャーシューと、青海苔を隔てて対峙するハマグリは、口の中でグイグイと貝の風味を効かせてくれる。

ちなみに麺は、京都の[麺屋 極鶏]や[拳ラーメン]などにも麺を提供する麺屋棣鄂(ていがく)の中太ストレート。この麺にほんのりとろみの付いたスープがよく絡み、「5・4・3のダブルプレー!」と思わず叫びたくなるような絶妙なコンビネーションが口の中で愉しめる。

ストレートがあるからシンカーが活きる。シンカーがあるからど真ん中ストレートにまったく手が出せない。[ストライク軒]の2つのラーメンは、そのくらい強烈な光を放ちながら互いにエースとして君臨している。ぜひその球筋を味わって欲しい・・・、そう思える納得の2枚看板なのだ。


Data

  • メニュー
    ストレート(並): ¥780
    シンカー(並): ¥830 …他
  • 住所
    大阪府大阪市北区天神橋5-8-8
  • 最寄り駅
    天神橋筋六丁目(大阪市営地下鉄)より徒歩3分
    天満(JR大阪環状線)より徒歩5分
  • 営業時間
    11:00~23:00(スープ売り切り次第終了)
    *月曜休み
  • Map
    大阪府大阪市北区天神橋5-8-8


Comments

comments

tomo.

tomo.

I live in Kyoto. I hope to let you know about Japanese ramen. So, I intend to introduce the delicious ramen shops to you.

あわせて読みたい